小さな地道な一歩が名都でのスタートです。そう考えるに至ったのは、不登校を経験した私の体験からでもあります。

なぜそう思うに至ったか、少し長い文章になりますがお付き合いいただければと思います。
私は中学生の頃不登校になりました。3ヶ月ほど引きこもり、TVゲームで時間が経つのをひたすら耐える、中学校の下校時は見られたくないからカーテンを閉める、
という生活を続けていましたが、少しずつ外で釣りをしたりする元気が出てきたころ、ちょうど春を迎えました。
そのころ母親から「適応指導教室」(教育相談所とセットになっている公営のフリースクール)に行ってみたらどうかと勧められました。
そこでは自由に過ごしていいし、人に会うのが不安なら個室で過ごしてもいいと聞いて、車に載せられて見学に行きました。
しかし、どうしても建物に入ることができず、不安が強くて車の中で母親が相談し終わるまでずっと待っていました。
でも、なんとかそこに行ってみんなと一緒に遊んでみたい、という気持ちがありました。

どうしてもスクールのドアを開けられない、という経験をしました。
だからこそ、同じ苦しみを持っているあなたと出会いたいのです。

私は翌週からリュックに作ってもらった弁当を詰め、自転車で片道6キロほどの山道を走り、そのスクールに向かいました。
無事に到着したものの、足がどうも向きません。体全体がこわばって、隣の公園のベンチから動けなくなりました。
その日は、そのベンチで弁当を食べました。誰にも気づかれないように気をつけながら、また自転車をこいで帰りました。
それから何日かあとだったと思いますが、また自転車でスクールに向かいます。今日こそは建物に入るんだ、と思ったんですが、
やっぱり自転車は隣の公園で止まってしまいます。
そんなことを何日か繰り返していると、スクールの先生に見つかります。「大林くん!」と声が聞こえます。
私はとっさに自転車に乗って逃げ帰りました。
せっかく気づいてもらえたのに、恐怖に引きつりながら自転車を猛スピードで漕ぎ、またどこかの公園のベンチで弁当を広げる。

弁当は、母がフリースクールで食べるために作ってくれたもの。それをこんな野っ原で食べるなんて。
フタを開けると、幼稚園の遠足の頃の楽しかった記憶とか、フリースクールのドアをくぐれない惨めな自分とか、
人生どうなっちゃうんだろうとか、とにかく惨めで惨めで、泣きながら食べました。
親の期待に応えられなかった。心配かけてどうしようもなくなった。そういう気持ちでいっぱいでした。

それから何回もチャレンジして、やがて個室なら入れるようになり、それから一月ほどしたら通所生から声をかけてもらい、
少しずつ輪の中に入れたのです。それからはすぐに元気を取り戻し、スポーツに趣味に楽しい日々を過ごさせてもらいました。
今この文章を打っているときも思い出して涙が出ています。
あの記憶は、今から高校で再挑戦したいと思っているけど不安で押しつぶされそう、という若者のために絶対に忘れてはいけないし、
この問題にとことん向き合おうと思った原点でもあります。

学校にどうしても通えない、と本気で悩んでいるあなたに寄り添う場を作りつづけていきます。
あなたらしい生き方を一緒に考えます。

たしかに、ここは勉強をする場所ですから、やがてはそれぞれの目標と高校卒業に向けて学びを進めていく必要があります。
しかし、それを実現するには、最初の、本当に小さな一歩をもっと大事にしたほうが良いのではないだろうか、と
代表桑山と話しています。私が不登校で将来の進路を考えていた15年前頃に比べたくさんの選択肢ができました。
それ自体は素晴らしいことだと思います。ぜひ、あなたに合ったサポート校を選んでほしいと思います。
その中で私達名都高等学院は、先述した原点に立ち返って、「社会との関わり力」を育てるための根っことなる
「本来の自分のエネルギーを取り戻す」ために、さらにそのスタートとなる「たっぷり充電して、自分の居場所を確保する」ことに
もっと注目して、「どうしても学校のドアを開けられない」というあなたに来てほしいと考えています。

一緒に本来の自分の持ち味を再発見し、自分を取り戻していきませんか?

 

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「社会との関わり力」を育てる教育

名都高等学院では長年の経験だけでなく常に進化するために自ら学び実践するというモットーの元、
スタッフ及び協力いただけている関係者の方々も含め、
「本当の自立とは何か」「不登校や引きこもりと社会の関わり方とは何か」「どういう教育によってどういう姿を目指すのか」
を常に考えています。

私たちは今のところ、社会との接点を自分から作り、広げていける行動力とそれを続けていくだけの体力、知識、さらには経済感覚や
世の中の見通し方のようなものをまとめて「社会とのつながり力」と定義し、それを育てていくために
日々の学習、行事活動、進路指導、日常会話、いろんな方とのふれあいまで含めて「関係性を作る」方法を活動を通して身に着けていくことを
目指した教育計画を策定しました。



(ひゅーる忘年会の下ごしらえ。お店で学んだ煮玉子作りを活かしてみんなに喜んでもらいたいと一同で奮闘!)


ユニークなところでは、生きるの基本は食べるだよね、という発想から、定期的な調理実習と
栄養や食生活について学ぶ時間を2017年度から設けることにしました。
調理実習自体は色んな所で実施されていますが、体調管理や個々のライフスタイルを踏まえた食べ物との付き合い方を
考える機会を作るのは珍しい試みではないかと思います。
例えば、周りの便利な商品との付き合い方や体調管理と繋がった食事管理。
ときにはラーメンを食べたり焼肉を食べるのもいいですが、毎日だと??です。
自分の【食べる】をコントロールすることを身に着けてほしいのです。

私達のいう自立とは、社会や人との関係性を適切に作り心と身体と経済が安定している状態

(心身共に健康だと趣味も楽しい!私は釣りに出かけて人間の基礎的な活動だった「狩り」を思い出してリフレッシュすることが
メンタルにいいと信じています。生徒と一緒に出かけたときの一コマ)

また、経済的な自立を果たしても、心が不安定だとまたプレッシャーに押しつぶされそうなときの身の守り方がわからないとうつ病などになってしまうかもしれません。
あるいは、経済的な自立をしても経済感覚が正しく身についていないと浪費したり、財産を守る方法を知らなくて困ることがあるかもしれません。
それぞれが相互につながっているのです。
ただ社会に送り出すのがゴールなのではなく、同じ時代を生きる仲間として、社会の一員として、本人にあったライフスタイルを確立して
周りとの関係性を育てていくことが最終的な目的であり、その先にはみんなの生き生きした人生や幸せがあると願っております。

親子の関係性も、本人と社会との関係性も、名都は一緒に考えます。
社会に出るということは、関係するということです。お子さんが仲間とともに笑顔でいる様子を想像してみてください。
途切れていた親子の心の対話はいつかまたつながるかもしれません。みんなで力を合わせてみませんか?
きっと、それが実現したら涙がでるほど嬉しいことではないでしょうか。
私たちは誰もが活躍できる社会をめざし、また個性豊かな若者が活躍できるようにサポートするのが使命です。

ぜひ、一度相談においでください。転入、編入については下記をご覧ください。

(転入と編入の違いは下記ボタンの下に記載してあります。)

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通信制高校に入学したけどどうも環境に馴染めなかったというご相談も

今ではたくさんの通信制高校があり、不登校を経験していても再スタートをきる機会が増えました。
ただ、なかなか周囲と打ち解けられなかったり、課題が溜まってしまってついていけなくなってしまったり、
本当は個別に対応してほしいけど上手くコミュニケーションが取れない、などのご相談もあります。

名都高等学院では、現在少人数の環境で「教員免許保持」で現場経験10年以上、20年以上のスタッフが
個別にそれぞれのライフスタイルを尊重した上で丁寧に指導しています。
静かな環境で基礎的な勉強からやり直してみたい、という方には最適でしょう。

転入者の指導実績に自信あり。進路をもう一度見つめ直してみませんか?

名都高等学院ではこれまでに転入で入ってきた生徒の進路指導を時間をかけて行うことで本人の本来持っている持ち味や
本人が意識していなかった適性や目的意識を自身の力で引き出して、「なんとなく」ではなく、「これに挑戦したい」と
思える進路選択を応援してきました。
転入のいきさつでは自信をなくしていたり、将来を悲観しているケースがすごく多いのですが、
ゆっくり心のコリをほぐしていき、これまでの固定観念(例えばいい大学に行かないととか、大手じゃないととか本人の適性と違う評価軸)を
一旦打ち破ることで、色んな経験や対話の中で自分が何をして生きていくのかを見つめ直す作業と同時に自信を回復していきます。

これまでの環境や噂話に惑わされず、自分の体でよく感じ、よく考える進路選択を目指します。

例えば工作機械マニアの子はゴルフ場で芝刈り機のメンテ。またある子はひょんなことからビル衛生管理の会社で活躍。
そしてまたある子は大学で教員を目指す。いろんな生き方がありますが、まずは地に足の着いた生き方を。

名都高等学院の進路指導ではこれからどんどん変化していく社会の中で自分がどうありたいかをよく考え、
やりたいことの実現を目指すのか、それともできることを増やしていくのか、それぞれの生き方を模索します。
ただ進学率を上げるということはありません。より高度な勉強をしたいという要望があれば進学に向けてアドバイスします。
それを支えるのが、日々の基礎的な学習であり、学院での日々の雑談や内外の大人との関わりです。

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それぞれのライフスタイルに合った学びの形を応援する学習システム